家具　お仏壇　オーダーメイド　「お稽古日記・４８回目」　～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「家具　お仏壇　オーダーメイド　「お稽古日記・４８回目」」のお話です。

本日のお稽古は、茶通箱をご指導頂きました。これまでにも何回かチャレンジしているが、正確に細部を覚えることができていないという印象がある。箱の扱いに明確なルールがあるので、理屈にハマった男性的な感じのお点前というイメージがある。

ざっくりとおさらいしてから臨んだものの、やはり細部は覚えておらず、指導を受けつつ一つ一つ進めていく。最近は正座でのお点前にもだいぶ慣れてきたと思っているのだが、さすがに今回のような２盌物となると、途中からきつくなってくる。しかも悪いことに秋の花粉症が最近出ていて、お点前中にも鼻水が出てきてしまうという有様。鼻水と脚のしびれが気になりだして、集中力を維持することが難しくなってきた。何とかお点前に集中しようと思うのだが、どうも途切れ途切れの感じになってしまいました。

お点前のランクが上がると、所要時間も増してくる傾向にある。難しいお点前は、時間もかかるので、集中力と体力が必要であることがわかってきた。より厳しい状況の中でも、集中力を維持できるようにすることが、高ランクのお点前の目的ではないかと思うのだ。集中力が落ちてくると、早くお点前を終わらせようとする方向に意識が向き、そうすると所作がおざなりになりがちになる。折角の貴重なお稽古の時間なのだから、師匠の指導をしっかり受け止めて所作に反映させて体に覚え込ませたいと思うのだが、それが覚束なくなってくる。なんとももったいないことである。正座はともかく、花粉症の対策を怠ったのは準備不足であった。次回からは、あらためてベストなコンディションで臨みたい。

茶通箱では、茶巾を畳み直すという所作が出てくるのだが、この所作のときに目で確認しようとする意識がどうしても先に来てしまい、茶巾が定位置よりかなり上になってしまうと毎回のように注意を受ける。意識したいポイントである。

さて、本日の動画は、父のお仏壇の紹介です。