作品紹介 · 2021/06/15

玄関コンソールの製作過程・その３／蟻ほぞの加工　～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

今日は、「玄関コンソールの製作過程・その３／蟻ほぞの加工」のお話です。

天板の加工が終わり、次につなぎの材の接合部分である「蟻ほぞ」の加工に進む。材のサイズを決めてカットしてから、溝を掘ったものと同じ蟻型のルータービットで切削。ちょっと広め位のところまで削って、前後の余分を落としたところが右の写真。蟻を交互に作るため、不要な部分を落としていく。

不要な部分を落として、上から溝に落とし込んで入るように微調整。そこから、少しずつそれぞれの蟻を削りつつ、テーパーを付けていく。

ちょっと削りスライドさせてみて、当たっているところを削り、また嵌めてみる。この繰り返しで、少しずつ入るようにして、叩き込むと最後まで入るように調整する。

４枚のつなぎ板、全てにこれらの加工を進めていく。調整が完了したのが、下の写真です。今回のコンソールの製作で、最も神経を使う加工工程を無事に終えて一安心です。

次回はつなぎ板のその他の加工に進みます。

今日は、「玄関コンソールの製作過程・その３／蟻ほぞの加工」のお話でした。

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