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茶道のお稽古日記4月、「茶碗荘、お菓子」、雪丸庵にて。 ~オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ~

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「茶道のお稽古日記4月、「茶碗荘、お菓子」、雪丸庵にて」のお話です。

  

八ヶ岳の桜も満開を迎えて、例年よりも早い春が訪れています。4月の1回目のお稽古に臨みました。

 

お床には、お軸ではなく、赤い小さな油絵が。花のような、夕日のような、、想像を掻き立てるような絵。このような床の間も素敵です!

 

桜の花を目にする日々なので、茶杓の銘は桜に関する言葉にしようと思っていました。その思いが大きなミスにつながってしまいました。

 

前回に続いて「茶碗荘」のお点前。先月に教わったばかりなのに、普通の手順さえもスムースに出てこないという、惨憺たる状況。

 

その流れで、お菓子のご銘を聞かれたときに、何の違和感もなく桜に関する言葉を答えました。すると師匠が「このお菓子、桜に見えたの?」と。お水屋で準備する際に、自分でお菓子を確認せずに人任せにしてしまったため、お菓子を見ないで桜のお菓子だろうという思い込みで答えてしまったのです。

「今日のお菓子を自分で確認し、銘は何にしようかと考えるステップを疎かにしてはならない。一生懸命に考えてお菓子を作っている露月さんに失礼だ!」とおしかりを受けました。早まる春で桜もピークを過ぎつつあることから、お菓子は「菖蒲」をモチーフにしたものだったのです。

 

それを指摘されて、本当に失礼なことをしてしまったと思いました。少しだけ季節を先取りするというお茶での考え方、それを考えてのお菓子作り、、、そしてその意図を察して、お稽古に反映させる。あらゆることが、いい加減でありお粗末であったと反省しました。今後のお稽古で、二度と同じ愚は犯すまいと心に決めました。水屋での準備段階で、あらゆることを感じ取り、お稽古に活かしていく。ただお点前をこなしているような自分の姿勢をズバリと指摘されたという点で、とても貴重な時間でした。師匠がつけたお菓子の銘「花菖蒲」は、忘れられないものとなりそうです。

 

ちなみに、今日も釣り釜でした。お柄杓を上手く置かないと揺れてしまいますので、神経を使いました。お稽古終了後に、お釜を洗いました。方法を聞きながら洗いましたが、お道具を大切にするということがあらためてわかる時間でした。

 

お茶を通して学ぶことはとても広く深いと思います。お茶を離れても、様々な場面に活かせるエッセンスに満ちています。学ぶことがまだまだたくさんありそうです。

 

 今日は、「茶道のお稽古日記4月、「茶碗荘、お菓子」、雪丸庵にて」のお話でした。

 

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