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ナチュラル・ベンチの製作過程その1 ~オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ~

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「ナチュラル・ベンチの製作過程・その1」のお話です。

  

かなり昔に入手したカバの耳付き板。耳(自然な皮の部分)の雰囲気が良いので、それを活かした作品にしたいと思っていた板。1枚の板を折り曲げるように45度で組んで方側の脚をまとめてベンチにしよう、と今年になって漸く方針が決まった。

 

板の耳をなるべく有効に使うことを念頭に、図面も書かないで、一つ一つ決めながら進めていくことにした。

 

写真は1枚の板を3分割したところ。下の2枚を折り曲げて組み、上の1枚は反対側の脚の材料に使う。 耳の部分を見せたいので、耳が多く見える方、つまり木の表面を外側に出すことに決めた。一般的に、木の裏側を表に出すようにk\まとめることが自分の場合は圧倒的に多いが、今回は敢えて逆にした。

折り曲げる部材をそれぞれ45度にカットして、接合部は写真のように雇い核(さね)と呼ばれる部材を合板で作り、それを2枚嚙合わせることで位置決めと、接合強度を出すこととした。

仮組してみると写真のようになる。

ちなみにいつもは木の裏側を表面になるように組むと前述したが、それはこのような耳付の板の場合にはその方が表の面積が広くなることと、内側に向かって傾斜することで野暮ったくなくなるという2つの点から選択している。

 

今回は逆だが、耳の面白さが前面に出れば、それがベストの選択となると考えている。

 

 

 次回は反対側の脚の加工に進みます。

今日は、「ナチュラル・ベンチの製作過程・その1」のお話でした。

 

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