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新作の蓋物、製作過程

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「新作の蓋物『銀の月』その1、製作過程」のお話です。

 

昨年秋にFUTAMONO-YAとして、陶芸家森下真吾さんとのコラボレーションブランドをすたーとさせました。今回はその新作のご紹介です。ちょっと大きめの作品ですので、順を追って製作過程をご紹介致します。文章と写真は並列はしていませんが、内容はリンクしていますので、参考にしてください。

 

1.真吾さんから器が届きました。今回の作品は、大きめで浅い鉢。渋い感じで素敵な作品です。この段階で、どんな蓋を合わせようかと考える時間が始まります。ある程度のイメージができたら、材を選択します。選んだのはウォールナット。濃色で落ち着いた印象の材を選びました。材に器の形状を写して、円柱形に整えます。

 

2.今回は器が浅い感じなので、器の内側に蓋を落とし込むスタイルに初めて挑戦します。蓋は無垢材を使いますので、内側に落とし込むスタイルだと材が膨張して器を割る危険性があります。角度が浅い形状ですと、膨張した場合に上にズレるので、危険性は少ないと判断しました。器の内側の角度に合わせるように少しずつ削り出します。いい感じに納まるまで続けます。ちなみに器は正円ではないため、蓋にはピタリと納まる位置があります。

 

3.納まったら、次は上部を形成します。今回は緩いドーム状を目指していきます。粗く削り出してから、サンダーで少しずつ形を整えていきます。

 

4.次は段差を付けていきます。鉛筆でイメージのラインを描き、段差を削り出していきます。全体のフォルムが整ったら、ペーパーの番手を少しずつ細かくしながら仕上げていきます。仕上がったら、持ち手の位置を決めて穴を開けます。

 

5.次は持ち手の加工です。イメージを材に描き、粗く削り出してから、小刀やサンダーを駆使しつつ仕上げてゆきます。仕上がったら、蓋に接着して加工は完了です。その後、自然原料のオイルを数回塗布して完成となります。

 

次回は完成品をご紹介致します。

今日は、「新作の蓋物『銀の月』その1、製作過程」のお話でした。

 

蓋物に関してはこちらのページもご参照ください。

 

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八ヶ岳の家具工房 ZEROSSO(ゼロッソ)

 

木の持つ風合いを最大限に活かし、デザイン性と機能性を兼ね備えた創作家具。
コンパクトで一見するとお仏壇には見えないデザインのお仏壇。
伝統を考慮しつつも、独創性に富む茶道具。
現代作家と老舗企業のコラボレーションから生まれた甲州印伝クロック。
遊び心に溢れたアート作品。
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