膝や足を悪くして正座ができないことからお茶を断念する方がいるのが残念だが、所謂立礼式のお道具だとお点前も限られるし、普段は別の用途で使うのも難しい。そこで、普段は日常的に家具として各々使用でき、お茶の際には組み合わせると畳がせり上がった状態を再現することができるようなユニット家具があればいいのだが。
峰雲は、八ヶ岳で茶道教室「雪丸庵」を主宰するマリうえださんの、このような発案から生まれた点茶ユニット家具です。主机、脇机、炉壇を仕込んだ長火鉢風の炉机、建水台、腰座の5つからユニットはなります。個々の家具は単独では普通の家具として使用できます。
炉縁、結界、小板、置き床など、付属する用品もご相談を承ります。